2018年06月25日

23日はソロコンがあり僕の生徒がチャレンジしました。

昨日6月23日は毎年恒例の学生音楽コンクールがありまして僕のコントラバスの生徒さんがチャレンジしました。いままでも僕の生徒さんたちがほぼ毎年このコンクールには出演していて、いままで3人が入賞したことがあります。このコンクールはお世辞にもコントラバス向きとは言えず、バイオリンとの相対評価となるので、どうしても不利になってしまいます。それでも毎年学生さんたちが頑張って練習の成果を発表しています。
昨日も僕は付き添いで同行し、控え室で最後のアドバイスをして、その生徒さんは審査室に向かいました。いつもは緊張のあまり本領発揮がなかなかできない生徒さんでしたが、昨日はほぼパーフェクトに弾けたらしく、終わったあともニコニコしていてくれていて、先生の立場の僕はもうそれだけで十分です。結果発表は後日ですが、そんなことはもうこの際どうでもいいので、やりきってくれただけで満足です。親御さんからも夜に電話がありまして、8月にあるソロコンにもまた出たいとのことで(このコンクールの審査員は僕がやることになっているんです)。また今から2ヶ月頑張ってやってくれるそうです。僕も多くのコントラバスの学生さんをお預かりしていますが、やはり毎年毎年成長が見えてくるのは嬉しい限りです。また今後も多くの学生さんたちに頑張ってもらい、ただ結果なんかにはこだわらず、純粋にピアノ伴奏とのアンサンブルを楽しんでもらいたいと思っています♪【プロコントラバス奏者:稲木良光】
  

Posted by 静岡クラシック音楽振興会 at 18:45Comments(0)トピックス

2018年06月21日

音楽家の健康管理

日本で活躍している演奏家の9割はフリーランスなわけですが、そうなると一般の方が会社などで義務付けられている健康審査などはないわけでして、やはり自分で人間ドックなりはやらなければいけません。なにせ身体が資本ですから、健康を過信している演奏家はいつか痛い目をみることでしょう。

ちなみに僕は本日東京で胃カメラと大腸の内視鏡をダブルでやってきました。僕の場合少々心配性なところはありますが、胃カメラと大腸の内視鏡は年に2回ずつおこなうようにしています。スケジュールが一年先まで入っていますので、病気で休むわけにはいきませんので、どのような状態でも受けた仕事は必ずこなすことを心がけています。最近の若い奏者さんは若干そういう部分が足りないかなぁと感じます。風邪をひいたからリハーサル休ませてほしいという若手演奏家は少なくありません。私たちはもちろん国保なわけで、今月にその支払通知書が来るわけで、それも家族がいたらかなりの金額を払わなければならず、たいへんではありますが、日々皆さま方に楽しい演奏をお届けできるよう影で頑張っております♪
そんなことをやりながら演奏会をこなしているということを是非皆さま方にも知っておいて頂きたいと思い、このブログを書きました。
今後とも温かいご声援どうか宜しくお願い致します♪【プロコントラバス奏者:稲木良光】
  

Posted by 静岡クラシック音楽振興会 at 18:41Comments(0)トピックス

2018年06月17日

スクールレッスンとコンクール出演に関して思うこと

先月5月の中旬からスクールレッスンに呼ばれることがかなり増えてきまして毎日毎日どこかの学校に教えに行っていますが、たまたまなんですが、今年の夏の吹奏楽コンクールにコントラバスの初心者を出さざるをないというバンドが多く、教える僕もかなり必死です。
そもそも管楽器の子供が半年でできることでも、コントラバスはかなり難しいので、だいたい5年はかかってしまうのですが、それをキャリア3ヶ月でコンクールに出演させるというのは、最終的には子供たちが可哀想になってしまうと感じています。コンクールでも万が一審査員に目をつけられたらかなり減点されてしまいますし、いくら僕がレッスンをしてあげても、さすがにキャリアが3ヶ月ではかなり子供たちの負担が大きいかな、と思ってしまいます。
ただバンドとしてもコントラバスパートなしで戦うのはかなり不利になるので、そこは分かりますが、初心者がコンクールに出ることはちょっと間違えたらかなり危険な結果になることも顧問の先生には知っておいて頂きたいとは思います。
生徒も必死に頑張ってますし、教える僕も必死です。ただ、どんなに一生懸命にやってもコンクールに対応できるようになるにはやはり一年以上は必要かな、と考えておりますが、学校には学校の作戦もあると思いますし、僕も必死にその子達がつらい思いをしないようにレッスンしていきたいと思います。
コンクールまでは生徒と共に必死に突っ走ります!【プロコントラバス奏者:稲木良光】
  

Posted by 静岡クラシック音楽振興会 at 19:41Comments(0)トピックス

2018年06月04日

昨日3日はN響首席の吉田秀先生をお呼びしてレッスンして頂きました

昨日平成30年6月3日は恒例の特別コントラバス公開レッスンでした。NHK交響楽団首席コントラバス奏者の吉田秀先生を静岡の稲木のレッスン室にお呼びして、朝から夜遅くまで多くの生徒さんたちをレッスンして頂きました。いまやコントラバス業界の第一人者の吉田先生のレッスンを受けれるのは非常に貴重な機会になったかと思います。生徒さんたちもこの日のレッスンに向けて張り切ってレッスンしてくれていました。お昼ご飯には静岡の鰻を召し上がって頂き、かなりの長時間にわたりレッスンして頂き、吉田先生には感謝です。普段はテレビの中の先生が目の前でレッスンしてくださるという、すごいことではありました。実は私稲木は吉田秀先生の第一期生の弟子でありまして、もう25年以上かわいがってもらっております。なかなかこのようなスーパーメジャーな先生に指導して頂ける機会はないので、生徒さんたちにはこの経験を生かし、さらに上手になって頂きたいと思います。【プロコントラバス奏者:稲木良光】  

Posted by 静岡クラシック音楽振興会 at 22:13Comments(0)トピックス