2018年06月17日

スクールレッスンとコンクール出演に関して思うこと

先月5月の中旬からスクールレッスンに呼ばれることがかなり増えてきまして毎日毎日どこかの学校に教えに行っていますが、たまたまなんですが、今年の夏の吹奏楽コンクールにコントラバスの初心者を出さざるをないというバンドが多く、教える僕もかなり必死です。
そもそも管楽器の子供が半年でできることでも、コントラバスはかなり難しいので、だいたい5年はかかってしまうのですが、それをキャリア3ヶ月でコンクールに出演させるというのは、最終的には子供たちが可哀想になってしまうと感じています。コンクールでも万が一審査員に目をつけられたらかなり減点されてしまいますし、いくら僕がレッスンをしてあげても、さすがにキャリアが3ヶ月ではかなり子供たちの負担が大きいかな、と思ってしまいます。
ただバンドとしてもコントラバスパートなしで戦うのはかなり不利になるので、そこは分かりますが、初心者がコンクールに出ることはちょっと間違えたらかなり危険な結果になることも顧問の先生には知っておいて頂きたいとは思います。
生徒も必死に頑張ってますし、教える僕も必死です。ただ、どんなに一生懸命にやってもコンクールに対応できるようになるにはやはり一年以上は必要かな、と考えておりますが、学校には学校の作戦もあると思いますし、僕も必死にその子達がつらい思いをしないようにレッスンしていきたいと思います。
コンクールまでは生徒と共に必死に突っ走ります!【プロコントラバス奏者:稲木良光】


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Posted by 静岡クラシック音楽振興会 at 19:41│Comments(0)トピックス
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